ねこぜ・ねこじた・ねこごてん with 泉北ホーム

泉北ホームで猫と共に暮らす家を建てるブログ~高気密・高断熱・準防火地域・三階建て~

IC編:玄関収納&玄関ホール関係~泉北ホームとの歩調の合わせ方~

どうも、歩くペースが遅くて嫁から離されてしまうせしたです。自分ではそんなつもりはないのですが、どうやらせしたの歩みは遅いらしく、「はやく!」とせっつかれてしまいます。しかし、たまにせしたのペースが速いときには「私の靴見て!速く歩けるわけないやん!」と責められてしまいます。長年連れ添っている夫婦と言えども、なかなか歩調を合わせるのは難しいものです。





さて、玄関ドア、玄関の場所が決まったにもかかわらず、電柱問題にぶち当たってしまったせしたでしたが、営業さんの活躍により無事解決することができましたので、改めてせしたの家づくりの話を進めていこうと思います。




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本日は玄関収納の話をメインに、玄関ホール関係の話をしようと思います。(泉北ホームでは玄関収納は設計ではなくインテリアコーディネーターとの打ち合わせで決めるので、IC編とさせていただいております。設計の話も入ってきているので、線引きなんてあってないようなものですが、泉北ホームを検討される方に向けてIC編としています。)(時系列的には設計打ち合わせが終わってからIC打ち合わせになるのですが、場所ごとに紹介した方が分かりやすいかと思うので、今後も設計編とIC編を行ったりきたりしますが、気にせずお読みください。)






せしたのこだわりとして、シューズクロークをウォークスルータイプにし、広く設計したのは以前の記事でお伝えさせていただいた通りです。




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シューズクロークともう一つ、せしたが元々こだわっていたのが、玄関から直接洗面所に行くことができる動線でした。





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これは、営業さんに以前かいていただいた間取りの一つです。洗面所へのアクセスが、シューズクローク&キッチンからの2wayになっています。シューズクロークから洗面所に直接行けることで、家に帰ってきてすぐに手洗いをすることができます。また、キッチンから水回りへすぐに行けることで、家事もしやすくなっています。




しかし、最終的にせしたが契約した土地は約26坪ほどしかなく、三階建てになったので、上記のような間取りを採用することはできませんでした。




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せしたはシューズクロークを広めにとりたかったこともあり、LDKや水回りは二階になりました。しかし、やっぱり家に帰ってきたらすぐに手洗いができるようにしたかったので、玄関のすぐそばに洗面を設けることにしました。


 

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シューズクロークで靴を脱ぎ、コート類をかけ、カバンを置き、洗面で手を洗う。これで家の清潔は保たれ、御猫様たちを外の危険から守ることができます。




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また、玄関ホールにもう一ヶ所、収納を設けました。二階リビングになってしまったので、買ってきた物は階段を持って上がらなければなりません。スーパーで買ってきたものなどは持って上がるしかありませんが、生活用品のストックなどは一階の収納にしまうようにすれば、階段を持って上がる負担を軽減できるのではないかと考えました。




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泉北ホームプレミアムパッケージでは、トイレは二ヶ所が標準となります。ピンチのときは家に帰ってきてすぐに行けた方が良いと思うので、一ヶ所は一階に設けることにしました。





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玄関収納(いわゆる靴箱)なのですが、せしたは基本的にシューズクロークを使う予定です。そうなると、玄関収納の役割はあまりありません。(もちろん収納量が増えることに越したことはありませんが、大容量である必要はないかな?というところです。)また、玄関収納の上にお花などを飾れたらいいな、と思っていたので、せした家はこのようなロータイプの玄関収納を希望していました。





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しかし、設計さんに相談してみたところ「そのような商品の取り扱いは泉北ホームでは残念ながらありません。」と説明されました。泉北ホームプレミアムパッケージではトール型 or コの字型の玄関収納を選ぶことができました。




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(メーカーは床材・建具がセットになるので、泉北ホームプレミアムパッケージでは、DAIKEN、LIXIL、AICA、WOOD ONE、住友林業クレスト[建具のみ、床はWOOD ONE]から選ぶことができます。せしたはDAIKENの床が気になっていたので、建具もDAIKENになります。)



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https://www.daiken.jp/





トール型もコの字型も、収納量の豊富さは魅力的なのですが、せした家の場合は玄関収納に収納量は求めておりません。少しでも飾るスペースを確保できるように、とコの字型で設計さんと話を進めました。




しかし、インテリアコーディネーターとの打ち合わせのときに、実はせしたが希望していたロータイプの玄関収納を採用できることが判明したのです。




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商品のラインナップとしてはないそうなんですが、上記写真の赤い部分を二個つなげることで、ロータイプの玄関収納が実現できるそうなんです。

 

せしたの希望がかなうことに喜ぶべき場面なのですが、素直に喜ぶことができない理由が一つありました。




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せしたは、コの字型玄関収納に合わせて、窓を取り付けていたのです。これが、コの字型でなくなると、、、、




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こうなってしまいます。見た目のバランス的に何とも言えませんし、玄関ホールの採光のことを考えたらもっと横に長い方が効果的なのははっきりしています。上部の収納がないのであれば、この窓の位置を上げることで、さらに光が入りやすくなります。




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ICさんに相談してみたところ、「窓の話は設計になります。また、設計打ち合わせを終えているので、今からの変更は難しいかもしれません。」と説明されました。一応ダメ元で設計さんに確認してみたところ、「設計打ち合わせが終わり、構造計算を済ませています。今から窓を大きくすると壁が減ってしまうので、構造計算がやり直しになってしまいます。そうなると、工期が遅れてしまったり、費用が発生してしまうかもしれません。」とのことでした。




色々悩んだのですが、最終的に玄関収納をコの字型からせしたの希望のロータイプに変更することにしました。




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「採光のことを考えたら、窓サイズをさらに横長にし、上につけたかった」という思いはありますが、ICさんから、「飾る物を、背の高いものと低いものを上手くレイアウトしたら、むしろこの窓をいかせますよ」「壁紙の色味を変えたり、窓を三方クロス巻きにしたら、窓自体がとても良いアクセントになりなりますよ」というお言葉をいただき、「なるほど、、、そう言われたらそうかもしれない!」と思うようになっていきました。




「上手く丸め込もうとしているんじゃいか」という考えもゼロではありませんが、この玄関収納や窓以外のやり取りも含めて、ICさんのことを信頼していたので、納得して話を進めることができました。




設計さんの方から「壁量が変わらないので、窓の位置を上げることは可能です。」と説明があったので、採光のことを考えて窓を上げようかな、と思っていたのですが、ICさんからは「全体のバランスを考えると、今の位置の方が良いです」と意見をもらったので、そのままにすることにしました。せしたの感覚では「採光を思うと上の方がいいんじゃ?」「左右均等、上下均等な位置の方がバランスいいんじゃ?」と思ってしまうのですが、ICさんから「インテリアコーディネーターの立場から言えば今の位置がベストです」と言われました。自分のセンス方面の感覚なんて怪しいものですので、ICさんを信じることにしました。





玄関収納の選択肢については、設計さんの把握不足と言ってしまえばそれまでですが、泉北ホームの体制を考えると仕方がないかなと言うのが正直なところです。泉北ホームでは営業→設計→IC→現場監督で役割分担がはっきりとしています。また、大手と比べるとローコスト寄りのハウスメーカーです。欲を言えば、今回の玄関収納・窓の問題は設計打ち合わせでICさんが同席 or 同時並行で話が進んでいれば防ぐことができた問題ではありますが、そうしてしまうと、人件費が余計にかかってしまうので、今よりもコストが上がってしまいます。それは施主にとって嬉しくありません。




ですので、関西圏にお住まいで泉北ホームでの建築を考えられている場合、こだわりがある部分については施主の方から営業さん、設計さん、ICさんに質問・提案した方が良いです。気になることは、インターネットで調べてみると、同じような境遇の方と出会えたり、悩みの解決方法が見つかったりします。当ブログも、拙い内容ではございますが、そんな願いを込めてブログを書いています。(家の性能面については結構調べていたのですが、玄関収納については調べが甘かったです。せしたの希望と同タイプの玄関収納も見かけてはいたのですが、『DAIKENでは無理なのかな?』と勝手に自己完結してしまっておりました。)




ハウスメーカー工務店によって様々な強みがあります。せしたは土地探しの経緯も含めて、泉北ホームを信頼して家づくりをお願いすることになりました。水道関係、セットバック関係、電柱関係で問題にぶつかりながらも、営業さんを始めとする泉北ホームの尽力のおかげで乗り越えることができました。今回の玄関収納・窓の話のように、泉北ホームの体制ならではの問題も無くはありませんが、そこはコストとのバランスもありますので、泉北ホームと施主とが歩調を合わせていけば、満足度の高い家づくりができるのではないかと思います。




パッシブハウスに精通されていらっしゃる神崎先生や松尾先生からも学ばれている泉北ホームの進化に全力で期待しています。(設計打ち合わせ・IC打ち合わせを終え、すでに着工してしまっているせした家ですが、少しでも恩恵にあやかれたら、、、という淡い期待を抱いていております。)

  



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神経質なきなこさんとマイペースなあんこさん。全然性格は違いますし、ケンカもよくしますが、なんだかんだとっても仲良しなのです。