ねこぜ・ねこじた・ねこごてん with 泉北ホーム

泉北ホームで猫と共に暮らす家を建てるブログ~高気密・高断熱・準防火地域・三階建て~

設計編:富士通エアコンnocria~Xジャンプ~

どうも、X JAPANのライブの定番である「Xジャンプ」のことを、マリオの「Bダッシュ」の類いだと永らく勘違いしていたせしたです。「マリオのBダッシュみたいに、Xボタンでジャンプする有名なゲームがあるんやなぁ」「Xボタンでジャンプとか押しにくそうやなぁ」「ゲームにあんま興味なさそうな人までXジャンプって言ってるし、知名度すごいなぁ」と呑気に思っていました。若かりし頃、同じクラスの女子にうっかり聞いてしまったことがあり、恐ろしいほど冷たい眼差しを向けられてしまいました。いま思い出すだけでも身震いが止まらなくなってしまうほどの凍てついた空気感で、その瞬間せしたの頭の中では『タタッタ タタタタ♪』というマリオがゲームオーバーになったときのBGMがエンドレスで鳴り響いていました。




さて、家の間取り紹介をしているはずが、気がつけばエアコンや室外機の場所の話ばかりをしている間に更新が滞ってしまった当ブログでございますが、久しぶりの更新一発目でもしつこくエアコンの話を続けたいと思います。




nekoze-nekozita-nekogoten.hatenablog.com



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エアコンの機種選びについて考える中で、せしたの中では一つの理想がありました。それは日立のエアコンです。


日立エアコン:白くまくん
日立エアコン:白くまくん

https://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/




arbre-d.sakura.ne.jp



高気密・高断熱な家づくりについて調べる中で、恐らく誰もが通るであろう「オーブルデザイン:緑の家」の浅間先生のブログです。家の性能の大切さはもちろんのこと、科学的なデータによる裏付けと豊富な経験則により導き出された深い考察は生唾物です。そんな浅間先生が日立のエアコン、さらに言えば再熱除湿機能を推されていたのでとても気になっていました。


再熱除湿機能(カラッと除湿)
再熱除湿機能(カラッと除湿)

https://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/lineup/xseries_l/feature10.html




快適な温度のコントロールを得意とする高気密・高断熱を以てしても、難しいのが湿度のコントロールです。一番頭を悩まされるのが梅雨時だそうで、湿度を下げようすると室温も下がり過ぎてしまうという困った状況になってしまうそうなのです。



そんなときに力を発揮するのが「再熱除湿機能」です。冷やすことによって湿度を除き、冷やした空気を再度暖めて部屋に戻すことで、湿度を下げつつ、部屋の温度を快適に保つことができるのです。



とても優れた機能なのですが、残念ながら「再熱除湿機能」を搭載しているメーカーはかなり数を減らしています。というのも、「冷やして、再度暖め直す」為には通常の除湿・冷房運転よりも電力を消費してしまうからです。エアコンにとって省エネは大きな売りですので、他メーカーとの競い合う中で再熱除湿機能はカットされていってしまったそうです。(再熱除湿は日立の特許なので、特許を使用するコストをかけたくなかったという部分も大きいのかもしれません。)



と、何とも偉そうに述べていますけれど、限りなく浅間先生のブログで勉強させていただいたことを右から左へ流しているだけなのですが、そんなことには目を瞑って恥ずかしげもなく話を進めようと思います。日立のエアコンであれば全て再熱除湿機能を搭載しているわけではありません。2021年1月現在のラインナップであれば、Xシリーズ・Sシリーズ・Wシリーズは再熱除湿機能搭載モデルとなっています。



カタログを見比べていると、スペック厨なせしたはついつい最上位機種のXシリーズに惹かれてしまいます。高性能な家であればエアコンのスペックにこだわらなくてもいいことは重々承知しているのです。流行りの「自動掃除機能」も、エアコンクリーニングを出す際にはむしろ金額アップの足かせになってしまことも知ったうえで、それでもとめどなく欲望が溢れてくるのが人間の性というものです。ハイスペックなエアコンによる快適な室内環境に、会場のボルテージは最高潮!さぁみんなも一緒に、Xシリーズにジャンプアップ!!



と、いうように、我を忘れておかしなテンションになってしまうほど日立の再熱除湿機能に惚れ込んでいたせしたなのですが、そんなせしたの考えはいきなり暗礁に乗り上げました。というのも、泉北ホームでは、富士通エアコンが標準となっていたのです。


富士通エアコン
富士通エアコン

https://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/index.html



もちろん、富士通以外のメーカーを選ぶこともできますが、標準以外を選んでしまうと金額が大きくかかってしまうのがハウスメーカーの困ったところです。(もちろん、標準を定めることで導入コストを抑えることができているので、『標準』が一概に悪いわけではありません。)



すでに他の部分でオプション金額がそれなりに発生していたので、「是が非でもエアコンは日立じゃないと!!」というほどの余力はせしたには残っておりませんでした。そんなわけで、富士通のエアコンを選ぶことになったわけですが、その中でせしたが希望していた「再熱除湿機能」を搭載しているモデルはないかと探してみると、、、、あるではないですか!




富士通エアコンnocriaの中でも最上位モデルであるXシリーズです。


nocria Xシリーズ
nocria Xシリーズ


喉から手が出るほど欲していた再熱除湿機能を搭載し、さらにスペック厨なせしたを満足させるスペックを搭載しているnocria Xシリーズ。「これしかない!!!今こそXジャンプのとき!!」と意を決してXボタンを押そうとしたのですが、そこはやはりXジャンプ。Xの存在は遠く、崇高で尊い存在でした。



泉北ホームでは、エアコンが2台標準でついてくるのですが、標準でついてくるのはCHシリーズ6帖サイズ:AS-C229H(100V)になります。(2019年10月契約、2020年4月設計打ち合わせ時の話です。)この標準エアコンからXシリーズ6帖サイズ:AS-X22J(100V)へXジャンプをぶちかまそうとすると、かかってくるオプション費用が108,000円!!さらに、Xシリーズ14帖サイズ:AS-X40J2(200V)であれば、オプション費用は138,000円!!!!この金額は1台あたりですので、2台ともXシリーズ14帖サイズ:AS-X40J2(200V)にジャンプアップしようとしたら27,6000円!!!!!!



もちろん、標準で2台エアコンがついてくるというだけでもありがたい話なのですが、やはり、Xジャンプのハードルの高さに恐れおののき、活動休止状態に追い込まれてしまうせしたなのでした。





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高さ177cmあるケージの上へ音もなく華麗にXジャンプをきめるきなこさんと、「ガシャン!」とド派手に音をたて、こっそりギリギリジャンプなあんこさん。たぶん本人はドタバタと音をたててしまってきることに気づいておらず、優雅に着地をきめているつもりです。