ねこぜ・ねこじた・ねこごてん with 泉北ホーム

泉北ホームで猫と共に暮らす家を建てるブログ~高気密・高断熱・準防火地域・三階建て~

ショールーム巡り:DAIKEN床・建具編~彷徨えるスペック厨~

どうも、スペック厨のせしたです。パソコンを買い換えるときには、自分の用途を考えたらそこまでスペックが必要ないことは分かっているんですけれど、それでも最先端のハイエンドモデルに惹かれてしまいます。ロードバイクが欲しくなったときも、調べ過ぎる余り、初心者に似つかわしくないロードバイクが欲しくなってしまい、結果、予算が膨らみすぎてロードバイク購入計画は頓挫してしまいました。あんなに欲しくて調べたのに、調べ過ぎて買うことができないなんて、本末転倒です。




さて、ショールーム巡り第六段はDAIKENです。YKKapのショールームからの流れで案内してもらいました。(TOTO、YKKap、DAIKENの3つの会社は梅田阪急ビルオフィスタワー20階の同じフロアにあります。)


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https://www.daiken.jp/flooring/

DAIKENのショールームでは、床・建具の案内をしてもらいました。泉北ホームプレミアムパッケージでは、DAIKENの他に、LIXIL、AICA、WOOD ONE、住友林業クレスト(建具のみ、床はWOOD ONE)から選ぶことができます。



そもそも、せしたは無垢床に憧れていました。夏はサラリとしていて、冬はひんやりしにくい無垢床。温湿環境をより快適にしようと思ったときに、無垢床がベストだと思っていました。さらに、せしたは木の質感が大好物だったので、無垢床への愛は止め処なく溢れ続けていました。



無垢床となると、泉北ホームではWOOD ONEになります。しかし、せした家には御猫様が二匹おられます。猫との暮らしを考えたときに、やはり無垢床は難しいのではないかという結論に達し、なくなく断念しました。



nekoze-nekozita-nekogoten.hatenablog.com






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猫との暮らしを優先すると、傷や汚れに強い床が良いのではないかと考えました。そう考えたときに、DAIKENは最有力候補となりました。







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以前、泉北ホーム本社に併設されているショールームで、営業さんにWPC加工の説明を受けたことがあったのですが、「猫にも負けなそう!我が家が求めているのはこれだ!」と感動したことを今でも覚えています。






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このように、傷や汚れに対して無類の強さを誇っています。このWPC加工に惚れ込み、無垢床が売りのWOOD ONEではなくDAIKENのショールームへの訪問を決めたのでした。






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泉北ホームプレミアムパッケージでは、WPC加工の施されたエクオスミラーという床を選ぶことができます。ショールームで実際の物を見せてもらいました。







せした嫁「んー、なんか違う。」







なんと、困ったことに、せした嫁のお気に召さなかったのです。せした嫁が気になったのはツルツル感。「鏡面のような輝き」を売りにしている商品ですので、ツルツルで当たり前です。しかし、せした嫁はどうもそのツルツル感が受け入れられないようでした。




せした自身、ツルツル感が気に入っているかと言えば別にそういうわけではありませんでしたが、それ以上にWPC加工のハイスペックぶりに心酔していたので、気になりませんでした。しかし、せした嫁はあっさりと「他に選べる床はどんなものがありますか?」と次にいこうとしていました。




「猫との暮らしを考えたら、やっぱり強い床の方がいいんちゃうかな?」と食い下がってみたのですが、DAIKENの案内の方から「傷に強い床なのですが、光沢がある分、小さなひっかき傷は目立ってしまうかもしれません。また、ツルツルしているので、猫が歩きにくいかもしれませんね」とまさかの追い討ち。猫との暮らしを考えてハイスペックな床を求めていたせしたですが、そのスペックが猫との暮らしに似つかわしくないのであれば、もはや選ぶ理由がありません。せした一押しだったエクオスミラーはあっさりと却下されてしまいました。






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エクオスミラー以外では、MYフロア、ダイハードアートEを選ぶことができます。MYフロア、ダイハードアートEは特定業者向け相対製品となっており、ホームページや総合カタログ非掲載品です。おそらく一番近いであろうハピアフロアの写真を紹介してみました。(どれぐらい近くて、どんな違いがあるのかはっきりとは分かりません。泉北ホームのICさんからは、性能は同じですとの説明を受けました。)





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(ハピアフロア銘木柄の色を紹介してみました。MYフロア、ダイハードアートEの選べる色とは若干違いますが、だいたいこんな感じのバリエーションでした。)



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(見にくいですが、せしたが契約時にもらっていたMYフロアの選べる色のパンフレットの写真も掲載しておきます。)





WPC加工という拠り所を失ってしまい、スペック厨なせしたは完全に機能停止してしまいました。嫁に「これはどう?」と聞かれても、「うん、ええんちゃう?」と、返すだけの機会人形と化していました。






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建具(室内扉、収納扉)の種類も豊富でした。泉北ホームプレミアムパッケージでは、上記シリーズの中で、hapia9カラー、トレンドウッド調、レザー調を標準で選ぶことができました。





嫁に「さっきのとどっちがいい?」と聞かれても、相変わらず「うん、ええんちゃう?」と、返すせした。Siriの方がよっぽど有能です。



ポンコツに成り下がったせしたは、あまりイメージを固めることができないままショールームを後にしようとしていたのですが、最後に「泉北ホームプレミアムパッケージでは、キャンペーンでこちらの床を選ぶこともできます。」とサラリと紹介されました。




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「めっちゃええやん!!」



まるで無垢床を彷彿とさせる意匠性。それでいて無垢床のデメリットをクリアにする機能性。悟空とベジータが奇跡のフュージョンをしたかのようなスペシャル感。スペック厨のせしたはメロメロです。




「トリニティ自体はキャンペーンで無料にてグレードアップできるのですが、施工費はかかってしまうのでご注意ください。」




上手い話には落とし穴があります。しかし、トリニティを前にテンションを上げるせしたは、今ならスーパーサイヤ人にでもなって落とし穴なんてひとっ飛びできそうな気持ちでいっぱいになるのでした。






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せした家のハイスペックにゃんこ、モデルの如き寝姿のきなこさん。こうなったらオプション代をにゃんちゅーばーとして稼いでもらうしかありません。