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泉北ホームで猫と共に暮らす家を建てるブログ~高気密・高断熱・準防火地域・三階建て~

設計編:エアコン&室外機設置場所~すみっコぐらし~

どうも、「すみっコぐらし」の実写版がもしあれば、いつでもノーメイクで出演可能なせしたです。普段の生活のどの場面を切り取っても「リアルすみっコぐらし」を地で行くせしたですので、声がかかればいつでも出演する準備はできております。しかし、「すみっコ暮らし」ぶりが過ぎるため、いつまでたってもスカウトが見つけてくれる気配がないのが悩みどころです。



すみっコぐらし
すみっコぐらし

https://www.san-x.co.jp/sumikko/




さて、先日の記事にて3階の間取り&エアコン・室外機の設置場所について紹介しました。本日は家全体のエアコン・室外機の設置場所のお話をしたいと思います。




nekoze-nekozita-nekogoten.hatenablog.com



1階間取り:当初のエアコン設置予定場所
1階間取り:当初のエアコン設置予定場所

最初に設計さんから提案頂いた間取りでは、エアコン設置場所がこの位置になっていました。ウォークインクローゼットや玄関ホール・シューズクロークも含めて、エアコン1台で1階のフロア空調をカバーしようと考えたときに、対角のすみっコに位置するこの場所はエアコン設置場所としてベストのように思いましたが、この場所はある課題を抱えていました。



室外機が道路から丸見えに
室外機が道路から丸見えに

家を外から見たときに、室外機が道路に面した場所に設置されてしまうのです。これでは美観が損なわれてしまいます。また、エアコンの設置場所がベッドを置く予定の場所の真上となり、もし大地震が起きたときにエアコンが落下してくるリスクがゼロとは言えません。室外機の設置場所・エアコン落下のリスクを考え、エアコンの設置場所を変更することにしました。


1階間取り:最終的なエアコン・室外機設置場所
1階間取り:最終的なエアコン・室外機設置場所

エアコンがこの場所になったことにより、室外機を道路に面している側から家のすみっコに設置することができました。エアコン落下のリスクにも備えることができるだけでなく、玄関ホール・シューズクロークへもエアコンの風が行き届きやすくなったのではないかとも思っています。また、せしたはそれほど気にする方ではありませんが、ベッドで寝ているときにエアコンの風が直接当たらなくなったので快適度も上がったのではないかと思います。1階のエアコン・室外機の設置場所はここに決まりました。


2階間取り:エアコン設置予定場所
2階間取り:エアコン設置予定場所

2階のエアコンの設置場所は、迷いなくこの位置でお願いしました。リビングのすみっコでありながら、キッチン・洗面所へもエアコンの風が行きやすいのではないかと考えたからです。



2階エアコン室外機設置予定場所
2階エアコン室外機設置予定場所

室外機の位置も、エアコンから真っすぐおろした位置で問題ないかな、と思っていました。この場所も道路に面している側なので少し気になりましたが、『道路に面していると言っても、そこは駐車スペースなので自動車で隠れるからそんなに気にならないのではないか』『配管を曲げたり伸ばしたりすると、エアコンの効率が落ちるのではないか』と思い、こちらから設計さんに室外機の設置場所を変更したいという思いは伝えていませんでした。


2階エアコン室外機:設計さんからの提案
2階エアコン室外機:設計さんからの提案


しかし、設計さんの方から「配管を曲げて伸ばし、道路に面していない側へ移動させましょう。」と提案がありました。『プロの設計士の方が提案されるということは、配管を曲げたり伸ばしたりするロスはそれほど大きくないのかな?』と前向きに解釈し、「じゃあお願いします!」と返事をしました。これにより、2階エアコン室外機も家のすみっコに設置することができました。


3階間取り:エアコン設置場所
3階間取り:エアコン設置場所

(3階のエアコン設置が北西側洋室になった経緯については、前回の記事にて詳しく書いていますので今回は割愛させていただきます。)



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南西側洋室は将来的にエアコンを設置するかもしれない可能性に備えて、先行スリーブ工事をお願いしました。(施工費は7500円ほどでした。)エアコンを実際に使い始める時にスリーブ工事を行うことも可能ですが、気密・防水処理のことを考えると『後からよりも、最初からの方がキレイに処理できるんじゃないかな』『気密処理に慣れている泉北ホームに先行スリーブをお願いした方が安心かな』と考えたからです。


しかし、実際にエアコンを使い始めるまでは「エアコンスリーブ」は家の外部と通じた「穴」でしかありません。高気密・高断熱な家づくりを目指しておきながら、分かりやすい弱点を自ら生み出すことになってしまいます。



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泉北ホーム施主の偉大な先輩であられるくろーばーさんは、先行スリーブ工事を行い、そこへグラスウールを埋め込んでおられました。「なるほど!これは是非我が家でも導入せねば!!」と思い、グラスウールを埋め込みたいという希望を設計さんに伝えました。すると、「では、吹き付け断熱材にて処理させていただきます。」とお返事がありました。


『ん、なんでグラスウールじゃなくて吹き付け断熱材なんやろ?』と思いましたが、『吹き付け断熱材の方が施工しやすかったり、気密をとりやすかったりするんかな?』と前向きにとらえ、「じゃあお願いします!」と返事をしました。内心は『実際に使う時、吹き付け断熱材はどうするんやろ?穴をほじくるんやろか?それとも押したらポンッと抜けるんかな?』と疑問もありましたが、たくさんのことを設計さんに相談していたので、今さらながら設計さんの提案に対して疑問を伝えるのが憚られてしまい、聞きそびれてしまいました。(また今度、こっそり現場監督の方に聞いてみようと思っています。)



何にせよ、家のすみっコである先行スリーブを埋めたことで、高気密・高断熱で快適な家に少しでも近づくことができたんじゃないかと期待しております。

3階北西側洋室:エアコン設置場所プロトタイプ
3階北西側洋室:エアコン設置場所プロトタイプ

エアコンを最初からつける北西側洋室ですが、この場所に設置する予定でした。3階ホールに向かって対角のすみっコに位置している場所の方が、部屋全体にエアコンの風が行きわたるのではないかと考えたからです。しかし、というかやっぱり、すんなりとはいかなかったのです。


室外機とエコキュートですみっコ渋滞発生
室外機とエコキュートですみっコ渋滞発生

北西側洋室のエアコンの設置予定場所の真下にはエコキュートがありました。さらに、家のすみっコであるこの位置には、先ほど1階のエアコン室外機が移動してきたばかりです。すみっコにこだわり過ぎるあまり、すみっコ渋滞が起きてしまったのです。『エコキュートを別のすみっコの位置に移動させるか・・・』『エアコンの配管を曲げて延ばして室外機の場所を変えるか・・・』『でも、3階からおりてくる配管がくねくね曲がっているのって、外観の見た目的にどうなんやろ・・・』と、色々なパターンを検討するも、どれも決定打に欠けていました。




どうしようか悩んでいると、設計さんから「北西側洋室のエアコンを少し移動させましょう。そこからまっすぐ配管をおろし、室外機を2段で置くことのできる架台を設置して、1階エアコン室外機の上に3階エアコン室外機を設置してはどうでしょうか。」と提案がありました。(室外機2段置き架台のオプション費用は12000円でした。)


架台を設置し、室外機を2段置きに
架台を設置し、室外機を2段置きに


色々なパターンを模索しましたが、設計さんに提案いただいた二段置き架台が一番スッキリしそうだったので、それでお願いすることにしました。




これで、我が家のエアコン室外機は全て家のすみっコに設置することができ、さらに二段置きになったことで、より「すみっコぐらし」感が一層増したせした家なのでした。




すみっコぐらし
すみっコぐらし

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隙間をみつけては、上手にはまろうとするあんこさん。すみっコに惹かれる気持ちはにゃんこたちも一緒なのかもしれません。