設計編:玄関ドア~玄関は家の顔~
どうも、世間一般でもてはやされている顔とはずれが生じていることが否めないせしたです。時代の移り変わりに合わせて美的感覚も価値観も変化しているようなので、いつかせしたに時代が追いついてくれたらな、と淡い期待を抱いています。(そのときまで生きているかは定かではありません。)
さて、「玄関は家の顔である」という話をよく耳にしますね。玄関に入ってからのスッキリ感はシューズクロークに全力で甘え、生活感のない素敵な家を目指したいと思います。
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本日は家の顔である玄関の第一印象を決める、玄関ドアの話です。泉北ホームプレミアムパッケージでは、YKKapのヴェナートD30 or LIXILのアヴァントス(防火の場合はジエスタ2)が標準となっています。泉北ホームでは、玄関ドアと窓のサッシのメーカーをそろえることになっています。YKKapのショールームへ行き、好印象を抱いていたので、せしたの中ではYKKapに傾いていました。(LIXILのショールームも予約していたのですが、新型コロナウイルスの影響により残念ながら行くことができませんでした。LIXILの玄関ドア・窓サッシを実際に見たら、また印象が変わっていたかもしれません。)
YKKapを選ぶとなると、玄関ドアはヴェナートD30が標準となるわけですが、ショールームで完全に一目惚れをしてしまった玄関ドアが別にありました。そう、イノベストです。
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(YKKapの窓サッシや、玄関ドアのヴェナートD30・イノベストのスペックなどについては、上記の記事に書いていますので今回は割愛したいと思います。)
ただ、ネックとなるのが、せしたが契約した土地が「準防火地域」だということです。せしたが最も惚れ込んでいるイノベストD70には残念ながら防火仕様はなく、防火仕様のイノベストD50は金額が跳ね上がってしまいます。参考までにカタログの金額を紹介すると、イノベストD50:102(ポケットkey)は524,000円、同じくイノベストD50:102(ポケットkey)の防火仕様は724,000円となっています。同じデザインなのに、20万円も上がり、さらに熱還流率も悪くなってしまうおまけ付きです。(あくまでカタログの金額ですので、実際の仕入れ値や、標準との差額はハウスメーカー・工務店によって変わってきます。)
しかし、せしたは家づくりについて色々と調べていく中で、あることに気が付きました。それは「延焼ライン」の存在です。
https://www.ykkap.co.jp/pro/law/fireproof/law.html
隣地境界線や道路中心線から1階は3m以下、2階以上は5m以下の距離にある建築物の部分は延焼のおそれがあるので防火設備を設けなければならないのですが、反対に言うと、この延焼ラインを上手く外すことができれば、防火設備が不要になるのです。
せしたの土地は、このような角地でしたので、延焼ラインを考えると、
この赤い線の枠の中に玄関ドアを設置することができれば、防火設備が不要となるのです。営業さんにかいていただいていた図面をもとに、このことを設計さんと相談すると、「延焼ラインにかかっていないので、玄関ドアは防火設備でなくても大丈夫です」という嬉しい返事をいただきました!
防火設備である必要が無くなったので、防火仕様がないイノベストD70も選択肢に復活しました。テンションが上がり、勢いでイノベストD70をオプションで採用しようとした場合の見積もりをお願いしてしまいました。しかし、家に帰り、冷静になって考えてみると、「採用可能にはなったから嬉しくて見積もりをお願いしちゃったけれど、そもそもイノベストD70は高額なんだよなぁ・・・」とかなり凹んでしまいました。
後日、設計打ち合わせの際にドキドキしながら見積金額を聞くと、「約5万円ほどでいけそうです」とのことでした。5万円も決して安くはありませんが、もっと差額は大きいと思っていたので、個人的には「5万円の差額でイノベストD70を採用できるんや!」という気持ちでした。(そもそも、標準のヴェナートD30から防火仕様にするために、かなりお金がかかっていました。そこから非防火仕様であるイノベストD70へ変更するための差額なので約5万円ですんだということです。防火仕様の金額恐るべし・・・!!)
そんなわけで、家の顔である玄関ドアはイノベストD70に決まりました。我が家のオシャレさをイノベストD70がグッと上げてくれると期待しています!
我が家のイケメンにゃんこ、きなこさんです。あまりの目力に、キリッとした瞳に吸い込まれそうになってしまいます。