ショールーム巡り:YKKap玄関ドア編~あれはきっと確信犯~
どうも、「確信犯」という言葉の使い方が例え誤用だとしても、それでも「確信犯」という言葉を確信犯で使い続けようと決意を固めているせしたです。
いくら本来正しいとは言え、「いや~、あれって故意犯だよね」なんてしたり顔で口した日には、相手との関係に聞こえるくらいの音量でヒビが入ってしまいます。「え、なに、みんな間違ってて自分が正しいってマウントとろうとしてんの?」とマウントとられること間違いなしです。そんな恐ろしい未来が見えているのであれば、せしたは己の信念に基づいて進んで過ちを犯します。
さて、YKKapのショールームを訪れているせしたですが、本日は玄関ドアの話です。
窓と同じく、高気密・高断熱な家づくりに玄関ドアも欠かせない存在です。
窓や壁の断熱にはこだわったけれど、玄関は見落としていたという話もききます。出入りの開け閉めも含めて、大きな開口部は弱点となります。また、(全館空調などの設計でない限り)玄関ホールは冷暖房機器から遠いことも多く、温度差も大きくなってしまいます。
泉北ホームプレミアムパッケージでは、YKKapのヴェナートD30 or LIXILのアヴァントス(防火の場合はジエスタ2)が標準となっています。
ただ、ヴェナートD30といっても、選ぶ仕様によって、断熱性能が大きく変わります。
泉北ホームプレミアムパッケージではD2仕様が標準でした。
玄関は毎日の出入りがあるので、断熱性能だけでなく使い勝手も大切になります。泉北プレミアムパッケージでは、リモコンキー2つ、カードキー3つ、非常用鍵3つが標準でした。車のリモコンキーの登場にも感動しましたが、家の玄関もリモコンやカード、タッチでいけるなんて!
ただ便利なだけではありません。もしカードキーを紛失した場合は、玄関ドアの鍵の設定を変えるだけでオッケーだそうで、扉の鍵を付け替えたりしなくてもよいそうです。もちろん新しいカードキーの購入費用はかかりますが、扉の鍵を付け替えなくてすむのであれば、コストは小さくすみます。なので、子どもにはカードキーを渡すようにすれば、紛失のリスクに備えることができると案内の方から伺い、「なるほど!そんな利点もあるのか!」と感心していると「じゃあせしたはカードキーね」と嫁が合いの手を入れていました。「ん、いま子どもの話だったはずでは、、、??」と思いつつも、「せやね!」と返事をしてしまうせした。どれだけ時代が進んでも、どうやらこの世は弱肉強食のようです。
リモコンキーということで、「もしかしたら、こんな危険が、、、」と考えられることにも、しっかりと対策が練られていました。電池が切れたとき、停電時もリモコンキーに内蔵されている非常用鍵で対応できます。さすがYKKap、抜かりありません。
他にも、こんな安心機能など、
玄関ドアは様々な面で進化を遂げていました。「現代の玄関ドアはすごい!」と感動していましたが、窓に引き続き、ここにもしっかりと準防火地域の魔の手が、、、
ヴェナートD30では、58のデザインから選べるのに、
防火仕様では、45のデザインに減ってしまいます。そして何より、値段が高い!防火仕様になることで、値段が一気に跳ね上がります。
防火仕様の話を聞き、テンションを下げていると、帰り際、否が応でも気にならざるを得ない場所にあるその玄関ドアが、必然的に目に飛び込んできました。
その圧倒的存在感。気にならない訳がありません。何か大いなる意思に導かれるように、その玄関ドアについて質問すると、案内の方が嬉しそうに話してくれました。
YKKapが誇る、最強の玄関ドア、イノベストです。D50では、ヴェナートD30を遥かに上回る性能を記録し、
D70になると、木製ドアに匹敵するほどの数字を叩き出しています。(というか、D70は木製となっています。それでいて、アセチル化木材という高耐候天然木を使用することにより、メンテナンスはあまり手がかからない仕様となっています。)
案内の方が嬉々として語ってくれたイノベストですが、残念ながらD70に防火仕様はなく、D50の防火仕様は当然のようにめちゃくちゃ高い。。。
イノベストの存在自体は、高気密・高断熱な家づくりについて調べる中でもちろん知っていましたが、それと共に高級品であることも知っていたので、値段のことを考えて、イノベストの存在を自分の中で亡き者にしていたのに、あんなところに設置されていたら、気になるに決まってるやん!
YKKapの確信犯なあざとい策略により、しっかりとイノベストの存在を頭に刻み込まれるせしたなのでした。
猫にあるまじきあんこのポージング。自分の可愛さを理解しているとしか思えない確信犯なポージングに震えが止まりません。