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泉北ホームで猫と共に暮らす家を建てるブログ~高気密・高断熱・準防火地域・三階建て~

設計編:主寝室・ウォークインクローゼット~ファミリーに憧れて~

どうも、学生時代にFamilyMartでバイトしていたせしたです。「あなたと、コンビに」が合い言葉のコンビニですが、いやはや、コンビニでバイトするのも年々大変さが増しているなとつくづく思います。「コンビニ」という響きから、何とも気軽そうなイメージを抱かれるかもしれませんが、コンビニに求められている仕事は年々広がり続けており、覚えなくてはならない事は多岐にわたります。また、コンビニに来られるお客さんも多岐にわたるので、詳細を理解していないけれど、「これって出来ますよね?」というお客さんも多数来店されますし、時間帯によっては、レジは戦場のような忙しさになります。特に朝の出勤前の方々のピリつきは尋常じゃなく、例えこちらに不手際がなくても、店が混雑していたら怒号が飛んでくることも……様々な要望に応え続けているコンビニ店員の方々には頭が上がりません。





さて、本日は主寝室とウォークインクローゼットの話です。せした家の主寝室、ウォークインクローゼットは一階に配置されており、玄関まわりも含めてこのような間取りとなっています。




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玄関まわりに関しては何かとこだわりポイントがあったりしますが、主寝室・ウォークインクローゼットについては「他の都合に合わせた結果こうなった」というのが正直なところです。




間取りを考える上で理想的なのは「一階で完結する間取り」です。階段の上り下りは日々のストレスになるかもしれませんし、将来的に上り下りが辛くなるかもしれません。平屋が可能なほど広い土地であれば言うことなしですが、もし二階建てだったとしても、一階にLDK、浴室・洗面、主寝室(もしくは和室。将来的に和室に布団を敷いて寝るようにすれば主寝室の代用が可能)などがまとまっていれば、1日の生活を一階だけで完結させることができます。




しかし、せしたが契約した土地は26坪ほどしかなく、二階建てどころか三階建てとなっております。さすがに一階だけで完結させるのは不可能なので、間取りの配置にはかなり悩まされました。




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優先順位を考えていく中で、せした家としてはシューズクロークを中心に、玄関まわりの充実を何よりも求めました。




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玄関まわりを充実させたことで、一階のスペースの大半が占められてしまいました。残りのスペースにLDKを持ってくるのはさすがに厳しいものがありました。




次に、浴室・洗面を一階にもってくるパターンも考えられますが、二階にLDK、一階に浴室・洗面となると階が分かれてしまいます。家事動線がかなり悪くなってしまうので、このパターンも却下となりました。



そうなると主寝室 or 子ども部屋(趣味の部屋、書斎)のどちらかが一階となります。子ども部屋を一階とした場合、自然と三階が主寝室になります。その場合、毎日三階まで上がらなくてはなりません。毎日毎日三階まで上がるのはしんどいかもしれません。(逆説的に言えば、毎日の階段の上り下りで鍛えられるかもしれませんが……!!)




また、もしも子ども部屋が一階だと、大人が知らない間に友達が遊びに来てたまり場になってしまうのではないか、、、将来大きくなって、もしもその子が非行に走ってしまったときに、夜の出入りに気づくことができないのではないか、、、なんていう「もしも」だらけのシミュレーションを重ねた結果、子ども部屋一階案は却下となり、主寝室が一階となりました。そして、主寝室につながる形でウォークインクローゼットを配置しました。




ウォークインクローゼットも色々調べていると賛否両論あり、ウォークスルータイプのシューズクロークのときと同様に「人が出入りするスペースが必要になり、収納量が落ちる」という懸念もありました。ですが、せした家の場合、主寝室が8帖であればウォークインクローゼットを4帖確保できたので「まぁ十分かな」と個人的に思ったのでウォークインクローゼットを採用することにしました。





さらに、「ウォークインクローゼットに扉をつけるか否か」でも悩みました。主寝室はプライベートスペースですし、中が見えてしまうことをそれほど気にしなくても大丈夫です。扉がないことで開け閉めの手間もなくなりますし、デッドスペースも減ります。湿気がこもるようなこともなくなるかもしれません。扉がないことで主寝室続きの部屋のような感覚になり、「ちょっとした書斎スペースとして使うこともできるかも?」なんてことも考えました。




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(写真は泉北ホームのモデルハウスです。)
https://www.senbokuhome.co.jp/



扉なしのメリットを羅列しましたが、せしたは最終的に扉をつけることにしました。理由としては、「扉が折れ戸なので、普段は開けっ放しでも問題ない」「もし主寝室に誰かを入れなくてはいけない、もしくは将来的に主寝室以外の使い方をするかもしれないと考えたときに、扉がついていた方が様々なケースに対応できる」「湿気対策も含めて、ウォークインクローゼット内に24時間換気の排気機を付けたので、もしかしたら寝るときに音が気になるかもしれない。扉があれば閉めることで軽減できる」と判断しました。



せした家の一階の間取りは以上となります。せしたなりに考えを巡らせているつもりではありますが、もちろん希望の全てが叶っているわけではありません。せしたが採用したかったのは主寝室のウォークインクローゼットではなく、「ファミリークローゼット」でした。




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これは、せしたが別の土地を検討していたときに営業さんにかいてもらった図面に、少し手を入れたものです。せしたはこのような間取りを、一つの理想としていました。



「ファミリークローゼット」の明確な定義はよく分かりませんが、今回は「家族みんなの物を収納できるクローゼット」として話を進めます。洗濯が終わったあと、様々な場所に分けてしまうよりも一ヶ所にしまえた方が、単純に考えて手間が減ります。また、洗面所の横にすることで、家事動線も楽になります。ファミリークローゼットから玄関ホールにも抜けられるようにしておけば、着替えた後そのまま出かけられますし、忘れ物に気づいてもすぐ取りに戻ることができます。




さらに、洗面所と脱衣所を分けておくと、それぞれの場所ごとに必要なものを収納(タオル、下着、生活用品のストックなど)することもできますし、部屋干しをするスペースを確保することもできます。また、誰かがお風呂を使っているときにも気兼ねなく洗面所で歯磨きなどをすることができます。(そこまで気にしなくても構わないかもしれませんが、お年頃に成長した子どもが嫌がる可能性はゼロではありません。)




こんなこと考えて、「洗面所と脱衣所を分けられたらいいな」「洗面所の横にファミリークローゼットを設けられたらいいな」と考えていましたが、残念ながら土地の広さの都合上、希望は叶いませんでした。叶わない望みをどう処理するかと言えば、「ファミリークローゼットに全てを求め過ぎると無理が生じるかもしれないし……!!」と本心とはかけ離れた負け惜しみを言うよりほかありません。





ま、そうは言っても土地が広くないのは分かりきった上で契約していますし、それ以上に駅近な場所に魅力を感じて契約しているので後悔はありません。100点満点の土地と出会うなんてことは奇跡ですので、出会うことができた運命の土地のポテンシャルを最大限発揮できるような家づくりができるよう邁進するせしたなのでした。





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せした家の大切なファミリーであるきなこさんとあんこさん。最高のコンビと共に過ごす暮らしは、どんな家でもスペシャルの家になるのです。