ショールーム巡り:Miele食洗機編~海外にかぶれてみたい~
どうも、海外旅行に行く勇気がなかなか出ないせしたです。「世界は広い」「価値観が変わる」と聞くので、ぜひ色んな国々を見て回りたいという思いはあるのですが、如何せん英語力が0に等しいので、重い腰が上がる気配を見せません。海外初心者らしく、ハワイやグアムには行ったことがあるんですが、見渡すかぎり日本人旅行客ばかりというようなエリアにしか行かなかったため、あまりグローバル感を満喫することなく終わってしまいました。せしたが二の足を踏んでいる間に新型コロナウイルスが流行し、海外旅行どころではない情勢となってしまいました。コロナが落ち着いたら、改めてチャレンジしたいなと思っています。(その時までこの思いが持続しているかは怪しいものです)
さて、ショールーム巡り第九段はMieleです。Mieleはドイツの電気機器・家電メーカーです。1899年創業の老舗メーカーで、洗濯機、食器洗い機、オーブン、冷蔵庫、冷凍庫、ワインクーラー、掃除機、電気コンロ、コーヒーメーカーから、業務用洗濯機、実験器具などを洗浄する消毒器まで扱っています。
せした家が気になったのは食洗機です。家づくりにあたって、せした嫁が猫関係以外で一番こだわったところかもしれません。
食洗機といえば、このようなビルドイン型で幅45cmのスライドオープンタイプが一般的です。泉北ホームプレミアムパッケージでは、Panasonicのキッチンを選ぶとPanasonic製の深型スライドオープンタイプが、TOCLASのキッチンを選ぶとリンナイ製の浅型スライドオープンタイプが食洗機の標準でした。
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しかし、Mieleの食洗機は、日本の家電メーカーとは一線を画する仕上がりとなっています。
見てください!この大容量!日本のビルドイン型食洗機で一般的な幅45cmのスライドオープンタイプではなく、幅60cmのフロントオープンタイプとなっています。しかも、ただ大きいわけではありません。
大きいものから小さいものまで、とても入れやすい設計になっていました。そのときに入れる食器や調理器具の大きさに合わせて可変性のあるつくりとなっており、かゆいところにまで手の届く仕様となっていました。
スプレーアームを上段・中段・下段と三カ所搭載することで、洗浄力を高めたり、ワイングラスを優しく洗ったり、状況に応じた様々な洗浄プログラムを可能にしていました。(ワイングラスを当たり前に意識するのが海外らしいですよね。せしたもワインを飲むのは好きですが、高級グラスを所有しているわけではありません。)
それでいてエコだというのだから、驚きを隠せません。ドイツは環境先進大国ですので、そこで進化を遂げたMieleの食洗機がエコなのは当然なのかもしれません。(機械に頼らない快適な家づくりを目指すパッシブハウスもドイツ発祥です。)なので、環境に配慮し、省エネを追求するため、日本の食洗機では当たり前についている乾燥機能がついていません。「乾燥機能がないのは困る!」と思われた方、ご安心ください。だからといって妥協しないのがMieleです。
オートオープン機能や、リンスエイドにより、電気に頼らない乾燥を可能にしているのです。
また、家電への考え方が日本とは違います。日本の家電の場合「修理するよりも、買い換えた方が安くつく」という節がありますが、ドイツでは長く使うことを想定しています。ですので、物自体の耐久性はもちろんのこと、メンテナンスしやすい作りになっています。そう考えたら、購入費用が高くつくのも仕方がないかな、というところです。
Mieleは本国ドイツにおいて、分野を越えた「史上最高のブランド」に選ばれているそうです。「Immer Besser ー常により良いものをー」は伊達ではありませんでした。
毎日見ているのに、常に今日が一番美しいきなこさん。海外デビューする日もそう遠くはありません。