IC編：Miele食洗機～検索魔ここに極まれり～
どうも、日本でも年々盛り上がりを見せているハロウィンに「検索魔」として参加しようと企んでいるせしたです。名前に「魔」がついているくらいですから、渋谷でコスプレをされている方々よりもハロウィンに参加する資格があると思うんです。問題はビジュアルですね。検索魔のビジュアルといえば……やはり、検索魔として一番お世話になっている「Googleの検索窓」あたりでいきますか！（あれ、渋谷のコスプレと大して変わらない？）
さて、前回の記事でせした家のキッチンの概要をお伝えしました。その中でも触れましたが、せした家ではドイツ製家電メーカーMieleの食洗機を採用予定です。本日はせしたが採用したMieleの食洗機について詳しく紹介したいと思います。
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https://www.miele.co.jp/
当たり前ですが、泉北ホームでMieleの食洗機はオプションとなります。しかし、オプションとして自由に選べるわけではありませんでした。泉北ホームではキッチンを複数のメーカーの中から選ぶことができるのですが、その中でMieleの食洗機を採用可能なメーカーと、不可能なメーカーがありました。そんな理由もあり、せしたはTOCLASのキッチンを選びました。
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泉北ホームでTOCLASのキッチンを選んだ場合、Mieleの食洗機を正式なオプションとして選択することができました。選ぶことができたのは、G4720SCIという機種でした。
正式なオプションとして選べるのは有難い話ではあるのですが、残念ながらせしたの希望を全て満たしておりませんでした。
・食洗器の幅が45cmではなく、60cmの機種がいい。
・乾燥のことを考えて、オートオープン機能の搭載されている機種がいい。
・それでいて、カタログ価格よりもかなり高い。
ハウスメーカーには標準のパッケージが存在しています。標準のパッケージの商品を大量に仕入れているため、お得な価格で提供することができています。その標準から外れてしまったり、普段流通のないメーカーの商品を選ぶ場合どうしても価格が高くなってしまうのです。せしたが希望していたMieleの食洗機も、カタログ価格以上に高額なオプションでした。
ここからせしたは、検索魔としての本領を発揮し、Mieleの食洗機について詳しく調べ上げ、泉北ホームの営業さん・設計さん・ICさんに要望を伝えました。泉北ホームの方々も家づくりのプロではありますが、自社で取り扱っている商品以外については詳しくはありません。（泉北ホームが悪いのではなく、お得なパッケージを提供されているハウスメーカーの宿命でもあります。）もちろんせしたもプロではありませんが、せしたなりに調べたことを営業さん・設計さん・ICさんに何度も伝え、メーカーに確認してもらいました。
そのやり取りの中で、「サイズ」「食洗器の面材」「オートオープン機能」など、『それは無理です』という返事がかえってきてしまったりしたのですが、めげずにインターネットの大海へと深く深くダイブし、せしたは検索し続けました。そして、せしたなりに気づいた解決策を再度伝えなおしました。
そのようなやり取りを何度も重ねた結果、せしたは希望の機種を採用することができました。その機種は、G6722SCI JPです。
正式なオプションとして選ぶことができたG4720SCI JPではなく、なぜG6722SCI JPを選んだのか、せしたなりの理由を紹介したいと思います。
Mieleの食洗機には、大きく分けて３つのドアの仕上げ方があります。Miele標準ドアを装備している「SCU」、キッチンの面材と揃えたドア材を取り付ける「SCI」、ドアに操作パネルが存在しないオールドア取付専用タイプ「SCVi」です。せしたは、キッチンの面材と揃えたかったので、「SCI」タイプを選びました。
操作パネルのカラーを選ぶことができます。（選ぶカラーによって価格が変わります。）せしたは気に入っていた「スチールパネル」を選びました。
食洗機の幅は45cmではなく、60cmを選びました。食洗器が大きくなる分、キッチンの収納は少し減ってしまいますが、食洗器によりたくさんの洗い物を入れることができます。また、ショールームに行った際に、45cm幅のバスケットよりも、60cm幅のバスケットの方がより使いやすくなっているという説明を受けました。ワイングラスなどを日常使いするわけではありませんでしたが、可変機構などとても使いやすそうでした。
日本の食洗機には当たり前についている乾燥機能が、Mieleの食洗機にはついておりません。これは、乾燥のことを考えていないのではなく、それぞれの国の重きの置き方の違いです。環境意識の高いドイツでは省エネを念頭に置いて設計されているので、電気を使って乾燥するという選択肢はあまり好ましくありません。電気に頼らない乾燥機能として、Mieleではオートオープン機能が用意されているのです。（乾燥を促進させるリンス剤なども用意されています。）
食洗器を使ったあと、自分で開けることができれば良いのですが、毎回できるとは限りません。「〇時間後に終わるから、その時ドアを開けないといけない。」とその後の予定に制約が生まれてしまったり、反対に食洗器を使うタイミングを後回しにしてしまっては、家事が捗りません。ですので、せした家ではオートオープン機能を搭載しているモデルに拘りました。
食洗機のグレードが上がるにつれて、洗浄モードもより多彩になります。60cm幅を選んだことで「大は小を兼ねる」こともできますが、時には洗い物が少量のときもあるでしょう。パワフルに汚れを落としてほしいときもあれば、繊細に洗ってほしいときもあります。せした夫妻の中では「メンテナンス洗浄」もポイントが高かったです。洗浄モードが多彩になることで、使い勝手が上がること間違いなしです。
上位機種では日本語表示に対応しています。日本語表示に対応しているモデルにするかどうかは、ギリギリまで悩みました。使い慣れてくれば日本語表示でなくても問題ないのかな、とも思いましたが、「せっかく搭載されている多彩なモードを正しく使いこなせなければもったいないのではないか。」「モードの意味をいちいち調べるのは手間で、標準モード以外をあまり使わなくなってしまうのではないか。」という結論に達し、日本語表示対応モデルにすることにしました。
泉北ホームの営業さん・設計さん・ICさんとの長いやり取りの末に採用の決まった「G6722SCI JP」ですが、TOCLASのオプションとして正式にラインナップされているモデルではありません。キッチンメーカーであるTOCLASのオプションではなく、あくまで泉北ホーム経由でMieleの食洗機を手配してもらいました。
「泉北ホームを経由して手配してもらうから、通常より高いかもしれへんな……」「金額によっては、電気や水の配管だけお願いして、食洗器のスペースを空けておいてもらって、直接Mieleに食洗機を注文して、後から食洗器を取り付けるのもありかもな……」「でも、後付けにしたら、キッチンのメーカー保証とかはアカンくなるやろな……」なんてことをグルグル考えながら、返事を待っていると、ICさんから最終的なオプション金額がきました。
Miele食洗機「G6722SCI JP」のオプション代、施工費・消費税込みで358600円！あれ？！TOCLASの正式なオプションで選べる「G4720SCI」よりも安くなってる？！
思いのほか安かった理由は、聞いていないので良く分かりません。ちなみに言うと、元々Mieleの食洗機自体は、45cm幅を選んでも60cm幅を選んでも商品の差額は大きくありません。だからなのか、TOCLASのキッチンに標準でついていた食洗機との差額なのか、収納が減った分の差額なのか、せしたが標準から外した吊戸棚などとの相殺なのか、TOCLAS経由ではなく泉北ホーム経由の方が安かったのか、、、なんにせよ、検索魔をし続け、泉北ホームに問い合わせ続けた結果、希望の食洗機を導入することができて、本当に良かったです。
そうは言っても、高額オプションであることに変わりはないので、正直コストパフォーマンスはあまりよろしくありませんが、念願であったMiele60cm幅フロントオープンタイプ食洗機を堪能し、使い心地などをお伝えできればと思います。
毛布をかぶり、ぬくぬくしているきなこさん。御猫様たちの体調に少しでも異変があったときは、それはそれはすごい勢いで検索魔と化します。彼らのために出来ることは何でもしてあげたいのです。
