ねこぜ・ねこじた・ねこごてん with 泉北ホーム

泉北ホームで猫と共に暮らす家を建てるブログ~高気密・高断熱・準防火地域・三階建て~

いざ、くろーばーさん邸~入居宅訪問~

どうも、「いつもよくお世話になっているお店を応援しよう!」を合い言葉に、外食のテイクアウトを多用しているせしたです。ふだんであれば、夕飯をテイクアウトに甘えてしまったときには罪悪感がちょっぴりあったりしていたのですが、今はお店の売り上げに貢献しているような、なんだかとっても良いことをしているような気持ちになり、胸を張って堂々とテイクアウトしております。外食最高!



さて、水道関係の問題を抱えたままではありますが、なんとか土地の契約を迎えることができました。このあと、泉北ホームとの契約へと進んでいくわけなのですが、その前に、この話に触れずして先に進めるわけにはいきません。




いざ、くろーばーさん邸。


yotubanoclover.muragon.com




もはや語るのもおこがましいほど、高気密・高断熱な家づくり界隈で有名なくろーばーさんです。高気密・高断熱に特化しているわけではない中堅ハウスメーカーである泉北ホームにて、C値0.29、Ua値0.39という高性能な家をローコストを意識して建てられ、その情報を惜しげもなくブログで公開されている偉大なお方です。いずれ、くろーばーさんの名が教科書に登場したとしても、何の違和感もありません。(教科は、、、技術・家庭科あたり?)一条工務店やヤマト住建、パッシブハウス、新住協などが気になっていたせしたが、泉北ホームを訪問するきっかけでもあります。



nekoze-nekozita-nekogoten.hatenablog.com




鎌倉時代の「御恩と奉公」という考えに当てはめると、くろーばーさんのブログから学ばさせていただいた御恩は計り知れません。それだけでなく、入居宅訪問の依頼まで受けていただきました。




せしたの担当である営業さんは、奇しくもくろーばーさんの担当と同じ方です。打ち合わせのときに、くろーばーさん邸への入居宅訪問を恐る恐るお願いしてみたところ、快く引き受けていただきました。




くろーばーさん邸への訪問前は、かなりのドキドキでした。聞きたいことは山ほどあるけれど、調べれば簡単に分かりそうなことを安易に聞いてしまうのは失礼なのではないかという脅迫観念に襲われ、中学・高校のときの比ではないほど入念な予習を行い、自分なりに情報を整理して臨みました。しかし、くろーばーさんは、そんな不安でいっぱいなせしたを包み込むような、身も心も大きな方でした。



くろーばーさん、素敵な奥様、そして可愛らしい子どもたちにあたたかく迎えられ、入居宅訪問は始まりました。



夏の暑さも色濃く残る季節だったのですが、くろーばーさん邸は、そんなことを感じさせないとても快適な空間でした。工務店探し、土地探し、泉北ホームとの打ち合わせの状況など、せしたの現状を包み隠さず伝えました。不安に満ちたせしたに対して、「こういう所を大切にしたら、より良い家づくりができるんじゃないか」と、適切なアドバイスをいただきました。家づくりについて調べれば調べるほど、答えが見えなくなることがたくさん出てきました。また、お金と性能を天秤にかけていく中で、とんどん追い込まれていってしまう自分がいました。そんな中、実際に高気密・高断熱な家を建てられ、住んでおられるくろーばーさんの声は、本当に頼りになりました。



せしたの話を聞いていただいた後、くろーばーさん邸をまわらせていいただきました。泉北ホームの標準・オプションの話や、お金をかけて良かったところ・必要のなかったところ、もっとこうすれば良かったなと今なら思うことなど、生の声をたくさん聞かせていただきました。


家の性能だけでなく、住宅設備や細かい家の仕様まで話していただきました。ハニカムシェード(カーテン)やホスクリーンの操作感、窓(APW430や縦すべり窓など)の開閉、キッチン換気扇をまわしたときの玄関ドアの重さなども体験させていただきました。(キッチン換気扇をまわすと負圧が強くなりすぎてしまい、玄関ドアが重たくなってしまうのです。どれだけ高気密な住宅なのかが思い知らされました……!!)また、屋根の断熱の厚みも実際に見せていただいたのですが、それはそれは、すごい迫力でした。



くろーばーさん邸ツアーの締めくくりには、奥様に美味しい紅茶までいれていただき、とても幸せな気持ちで家をあとにしました。子どもたちは和室ですやすやとお昼寝をしていました。高性能なお家ですので、さぞかしお昼寝も心地良いんだろうなぁと思いつつ、お休みの日のパパとママを独占してしまったことを少し申し訳なく思いました。ごめんね。


帰るときには雨が降っていました。高気密な家の中には、雨音が響くことはなく、じめじめとした湿気を感じることもありませんでした。家の性能の大切さを、様々な面から考えさせられる1日となりました。



入居宅訪問でたくさんのことを学ばさせていただきましたが、それだけでなく、その後も大きな悩みにぶつかる度に、くろーばーさんには個人的に相談にのっていただきました。とても説得力のある、的確なアドバイスで、せしたの不安を晴らしてくれました。


この余りに大きすぎる御恩に対する奉公の仕方が全く持って分かりませんが、「施主が勉強するまでもなく、快適で健康的で、省エネで経済的な家が手に入る社会」を願って情報発信を続けておられるくろーばーさんの一助となればと願い、拙いブログではありますが、せしたも筆をとっている次第であります。



内容的には、くろーばーさんを始めとする偉大な先人の方々から学ばさせていただいたことを、カルピス風味の白っぽい水レベルまで薄めた本ブログではございますが、この辺境の地までたどり着かれた誰かの、何かの参考になれば幸いです。