気になるあの子。
どうも、彼女との別れ方でたちが悪いランキングで上位に食い込むであろう「フェードアウト」という手段をとってしまうせしたです。（注：ハウスメーカーの話です。）
泉北ホームで話を聞き、設備の充実度を体感し、意気揚々と帰ってきたせした。数日後、営業さんから間取りの図面がメールにて送られてきました。こちらの希望は簡単に伝えた程度だったにもかかわらず、せしたの胸をわしづかみにするような、夢と希望がつまったマイホームとなっていました。
「これはもう、泉北ホームで建てよう！」と嫁も乗り気になっていたのですが、せしたは「せやな！」と心の底から言うことができませんでした。
それは、色々と調べる中で出会った「パッシブハウス」の存在でした。
「パッシブハウス」とは、ドイツパッシブハウス研究所が規定する性能認定基準を満たす省エネルギー住宅です。本ブログでも、高気密・高断熱などの言葉が度々登場してきましたが、この「パッシブハウス」の考えは、近しいところがありながらも、ベクトルが違う部分もあります。建物の性能（窓ガラス、断熱材で厚い壁、屋根、床）を上げる事により、高性能の熱交換器による空調設備だけで、アクティブな冷暖房器具が不要であるという意味合いから『パッシブ（passive：受身の）』の名が付けられたそうです。
性能面では日本トップクラスの一条工務店では全館床暖房を売りにしていたり、他のハウスメーカーでも独自の全館空調システムを導入していたりするところもありますが、そういった特別な冷暖房器具に頼らず、一般的なエアコン１台で快適な生活を可能にしているのがパッシブハウスです。（パッシブハウスはあくまでドイツパッシブハウス研究所による認定があるので、これに近しい考えで建てる「パッシブデザイン」と呼ばれているところも増えてきているみたいです。興味のある人はぜひ調べてみてください。ただ、“パッシブ”という言葉を名乗っているだけのところもあるので、騙されないように気をつけましょう。）
泉北ホームの家は魅力的だったのですが、どうしてもパッシブハウスが頭が離れないせした。意中の彼女とせっかく両想いになれそうなのに他の女性が気になってしまい、せしたはついに浮気に走ってしまうのでした。（注：ハウスメーカーの話です）
