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泉北ホームで猫と共に暮らす家を建てるブログ~高気密・高断熱・準防火地域・三階建て~

土地の条件

どうも、仲介手数料でガッツリ持っていかれてしまったせしたです。インターネットで得た知識を武器に、上手く立ち回ろうとしてみるものの、なかなか思い描いたようにはいかないものです。



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https://www.senbokuhome.co.jp/labo/detail/93


(泉北ホーム「ぼくらの家ラボ」より。コミカルなイラストでキャッチ―に仕上げられていますが、情報の質も高いです。泉北ホーム以外で建築を考えれれている方も、参考になることがあるかと思うので、見られたことのない方はどうぞ)



昨日の記事で、契約することになった土地と不動産系検索サイトで出会ったことをお伝えしましたが、せした家がどんな条件で土地を探していたのか、そしてどんな経緯でどんなポイントを妥協したのか紹介したいと思います。




①金額
どれだけ素晴らしい土地でも、手が届かなくては意味がありません。また、「家にこれだけお金がかかるから、土地にまわせるお金はこれだけかな」と思っていても、実際のところ、そのイメージよりもかかってしまうと想定しといた方がいいです。(家のオプション代をよっぽど見通していない限り、建築費用は恐らく上がります。また、表面上に見えていない予想外のお金がかかったりするので、ギリギリで計算していると、どこかで苦しくなってしまいます。)


しかし、せした家は、いつも「土地にかける予定の金額+α」で検索をしていました。なぜなら「土地と出会わないことには検討のしようがない」からです。「こんなに条件がいいなら、金額をあと少しだけがんばろうかな・・・!!」などの判断を、土地と出会わないことにはできません。また、運がよければ多少の値引き交渉が可能だったりもします。ですので、心の中では「予定している金額目いっぱいは使わない」と思いつつ、でも門戸は広げておいた方が良いんじゃないかなと思います。



②駅からの距離
せした家は駅近の土地を最優先に考えていました。とか言いながら、せしたは普段電車を使いません。(車やバイクでの移動がメインです)では、なぜそんなせした家が駅近物件にこだわったのか。それは資産価値です。もちろんすぐに手放す予定なんてありませんが、人生何が起こるかなんて誰にも分かりません。もし売ることが必要になってしまったときに、残念ながら建物にはあまり価値が残らないケースが多いです。どれだけ素晴らしい家でも、築年数がたつにつれてすごい勢いで資産価値は下がってしまいます。その点、土地は違います。利便性の高い土地であれば、いざ売ることになってしまったとしても、それなりの資産価値が残ります。(なんなら上がっているかも?!)そんな投資的な考えを含めて、駅近の土地にこだわりました。

また、もし売ることがなかったとしても、当たり前に、電車を使うときに便利ですし、商業施設や公共施設も充実していますしね。年老いたときにも、徒歩圏内で生活が完結するというのは、利点が大きいのではないかと考えたのです。



③土地の広さ
マイホームと言えば、「広い土地で、広い家を建てて、広い庭を作りたい!」なんて夢物語を描きがちですし、もれなくせした家もそうでした。しかし、結果的にここはかなり妥協しました。駅近で広い土地なんてほぼありませんでした。あったとしても、建築条件付き(後ほど登場します)か、めちゃくちゃ金額が跳ね上がってしまいました。ですので、土地の広さは当初の予定より狭い土地と契約しました。(ただ、土地の広さ問題は家を2階建てにするのか、3階建てにするのかという問題も合わせて考えなくてはいけません。3階建てになると、延べ床面積が増え、建物の費用が上がってしまうからです。詳しくはいずれ別の記事で触れたいと思います。)



④家の前の道路環境
家づくりを考え始めたときは、計画的に開発され、きれいに整った分譲地に魅力を感じていたのですが、大型分譲をしている建売のハウスメーカーを選択肢から外してしまっていたので、綺麗に整った区画は叶わなくなりました。ですが、大きくて車通りの多い道のそばは怖いですし(小さい子どもが飛び出して事故にあってしまうリスクもあります)、車通りが多いところは駐車するのも大変です。反対に道が狭すぎて、車で通るのが難しいのも困ります。また、あまり大きくない道であっても、大通りへの抜け道などになっている場合は、狭い道にもかかわらず、交通量も多くスピードも出ていることが考えられるので、家の付近だけでなく、もう少し視野を広げて見るようにしましょう。



ハザードマップにひっかからない
地震、大雨、台風、津波・・・自然災害がとても多い日本です。耐震等級など建物側で備えることもできますが、自然の驚異には太刀打ちできません。ですので、ハザードマップと照らし合わせ、ひっかからない土地にこだわりました。



⑥建築条件がない
建築条件というのは、「この土地を買った人は、うちのハウスメーカー(もしくは指定のハウスメーカー)で建ててね。」というのが決まっている土地です。建てるハウスメーカー工務店)にこだわりのない人は良いかもしれませんが、せした家はパッシブハウスや新住協の工務店で建てることを考えていたので、建築条件のある土地では困ります。なので、建築条件がない土地で探していました。



なんてことを言うておりますが、せした家が契約することになった土地は、建築条件がついている土地だったのでした、ちゃんちゃん♪(まさかの二日連続です)(二度あることは三度あるのです。)(実際には、この後三度じゃきかないぐらい、様々な壁にぶつかることに・・・!!)