果てしない土地探しの末に、、、
どうも、建てる工務店・ハウスメーカーを決めているのに、建築条件付き土地(工務店・ハウスメーカーが指定されている土地)と契約してしまったせしたです。矛盾という言葉を思い出さずにはいられません。(全然関係ないですけど、故事成語とかことわざのストーリーって面白いですよね。あれって一つの逸話が脈々と語られて広まったのか、似たようなエピソードが各地であり、それらが合わさり、一つの話として広まったのかどっちなんですかね。それとも、為になりそうな設定の完全フィクション?)
矛盾といえば、本ブログ最大の矛盾、パッシブハウスや新住協の工務店を崇め奉っているにもかかわらず、泉北ホームで家を建てるブログだということに、本日ついに迫りたいと思います。(興味を持っている方がおられるのかは定かではありません)
せした家の土地探しは、本当に難航しました。やはり駅近を最優先に考えていたのがネックとなり、全くといっていいほど、土地はでてきませんでした。でてきた!と思っても、ハザードマップにひっかかっていたり、何かしら難を抱えた土地ばかり。
そんな中ではありますが、「ここええやん!」という土地がいくつかあったんです。あったんです。(二度目)(何度でも言いたいくらいです)しかし、その土地との契約は叶いませんでした。そんなことを繰り返すにつれ、工務店さんとの距離が広がっていきました。
・土地の提案力があまりなかった。
これは、以前の記事でも書いた通り、不動産系ハウスメーカーではなく、工務店系ハウスメーカーを選んだ宿命でもあります。しかし、打ち合わせでは「そのエリアの不動産屋さんと付き合いがあるんで、表に出ていない情報も先に入ってきますよ!」という言葉をいただいていたので、期待して待っていたのですが、そんな土地が出てくることはありませんでした。(少し違う話にもなりますが、賃貸でも、昔はネットに出ていない物件情報も多々あったようですが、最近ではほぼネットに情報が出ているようです。ネットにのせないと、お客さんが集まらないんだとか。土地も同じなんですかね。)
・テンポが遅かった。
たくさんの部署に分かれているハウスメーカーと比べ、工務店さんは少数でやられているところが多いかと思います(もちろん工務店さんにもよります。)ですので、せしたが気になった土地を見つけ、工務店さんに伝えても、確認に時間がかかってしまい、「すでに別の方が契約されたようです」となってしまうことが何度もありました……
・土地の理想が合わなかった。
「駅近で~土地も広くて~周りの道も整ってて~」と、夢を抱いておりましたが、探せど探せどそんな土地は一向にでてこなかったので「二階建てじゃなくて、三階建てもありかな」と、せした家の中では土地の広さを妥協しようかとなっていきました。しかし、工務店さんの考える土地・建てたい家の理想と合わなかったんです。工務店さんには「もっと広い方がいいですよ」と勧められ、さらに「この場所の方が広くてお手頃ですよ」「こっちのエリアの方が住みやすいですよ」「駅近じゃなくても、バスに乗ったらすぐですよ」と話がかみ合いませんでした。
工務店さんの意見が間違っているとはいいません。むしろ、正解なのかもしれません。しかし、悩んだ末に「こっちの方がいいんじゃないかな」「これをは譲れないな」と思っていることを、感覚的に否定されてしまい、「理想とする家づくりの方向が違うのかもしれない」と気持ちが離れていきました。
https://www.senbokuhome.co.jp/
そうやって打ちひしがれているときに、久しぶりに泉北ホームの営業さんと連絡をとりました。最後に連絡をとったときから約1年ぶりでしたが、とても親切に対応してくれました。土地探しについて相談すると、せした家が気になっている土地のメリット・デメリットを客観的に提示してくれました。考えを押し付けるわけでもなく、こちらの考えを否定するのではなく、でもしっかりと建築のプロとしての意見をくれる。とても頼りがいのある存在でした。
こうして、パッシブハウスor新住協の工務店さんで建てる気満々だったせした家でしたが、ついに別れる決意をし、泉北ホームを家づくりのパートナーに選んだのでした。