モデルハウスマジック
どうも、猫と一緒に暮らしたいがために家を建てる決意をしたせしたです。同じような考えの人は世界にどれくらいいるのでしょうか。いや、きっとたくさんいますよね。だって猫かわいいですもん。うん。
そんなことはさておき、猫可の賃貸探しに疲れはて、「じゃあ家建てちゃう?」と一気に考えがぶっ飛んでしまったせした夫妻ですが、この時点では現実味はあまりありませんでした。
ある日、車で買い物に出かけたときに、モデルハウスの看板を見かけたので、「少し行ってみる?」と思いつきで寄ってみることにしました。そこの地域はとても手がでる価格帯ではないことは行く前から分かっていたので、「ま、一軒家がどんな感じか見てみて、話を聞いて参考にしよう」と軽い気持ちで寄りました。
「めっちゃええやーん!」
ほんと、なんでモデルハウスってあんなにキラキラしているんでしょうかね。しっかりモデルハウスマジックにかかり、気がつけば見積もりを出してもらっているせした夫妻がそこにはいました。
見積もりを見るまでもなく、手が出る価格帯ではないと分かりきっていたのですが、「ローンの返済は月々これくらいですので、せした夫妻の収入があれば全然大丈夫ですよ!」と無責任に背中を押してくる営業マン。いや待て、一時のテンションに身を任してしまったが最後、果てしないローン返済人生が幕開けてしまうのだ、となんとか冷静さを取り戻し、その日はいったん家に帰りました。
しかし、そのモデルハウスのキラキラが忘れられず、次の週にもう一度訪れてみると、
「あ、あのモデルハウスは契約が成立してしまいました。」
な、なんやてー!
家探しをしている人からすればあるあるだと思うのですが、悩んでいる間にばっちりとかっさらわれてしまいました。この件をきっかけに、家造りに本腰を入れ始めるのでした。