建築条件付土地を巡る激しい攻防戦⑤

どうも、建築条件付土地を巡る最終決戦、値段交渉に挑んだせしたです。強敵だと思われたやり手営業マンが味方になるという、まさかのドラゴンボール的な胸アツ展開です。オッス！オラせした！いっちょやってみっか！

さて、みなさんは買い物をされる際に値段交渉をされますでしょうか。せしたは大阪生まれ大阪育ちなのですが、かなりコミュニケーションに難を抱えているタイプの人種ですので、店員さんとの駆け引きというのがすこぶる苦手です。白物家電を購入する際に、関西人ぶって見様見真似で値段交渉にチャレンジしてみるのですが、けっこうなおじさんが１人気恥ずかしそうにゴニョゴニョし続けているだけで、店員さんをいつも困惑させてしまっています。

そんなせしたですが、今回ばかりは気合いが入っています。「よっしゃ、サンマ一匹おまけしとくよ！」なんていう昔ながらの魚屋さんや八百屋さんの値段交渉とは次元が違うからです。素敵な家づくりのために、少しでも予算を多く残すことができるよう、スーパーサイヤ人ばりに力を漲らせておりました。

しかし、今回の値段交渉は建築条件を外せるかどうかの瀬戸際だった土地です。あまり強気にふっかけてしまい、売り主にそっぽを向かれては非常に困ります。また、あまり悠長に交渉していると、他の人にかっさらわれてしまう可能性もあります。ですので、値段交渉の金額設定にかなり悩みました。

悩んだ末に、「土地の金額＋200万円なら買います！」と伝えました。元々の話では「土地の金額＋300万円」ですので、100万円値切ってみました。不動産の交渉において、この減額幅がどのレベルなのか分かりませんが、せした的にはかなり強気に出てみました。（といっても、せした調べでは建築条件を外す際にかかる金額は200万円前後が多かったので、非常識な値引きではないだろうと判断しました。）頼む！売り主さん！！どうか！！！オラに元気を分けてくれ！！！！

数日後………

「売り主さんに確認とれました。土地の金額＋200万円でオッケーだそうです。」

どーーーーーん！！！

（花火を眺めるきなこさん。不安定な足場にも拘わらず、気品を感じさせる佇まいです。びゅーてぃふる！）

100万円の値引き交渉に成功し、やっとの思いで土地の契約へ向かうのでした。