設計編:3階ホール~ニャア専用ホール~
どうも、学生時代に試合の日は赤色のウェアを好んで着ていたせしたです。本来せしたは派手な色を好んでおらず、内心少し恥ずかしいなと思いながら着ていたのですが、それ以上に「3倍のスピードで動ける気がする!」という願いを込めて着用していました。いま昔の自分に思いを伝えることができるなら、「周りの人の目が気になってしまって練習より3倍動きが悪かったよ」と教えてあげたいです。
さて、せした家の間取りを1階・2階と紹介してきましたが、本日は3階の話をしたいと思います。
nekoze-nekozita-nekogoten.hatenablog.com
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今まで間取りのこだわりポイントをそれぞれ紹介してきましたが、単純に間取り自体に注目すると、使いやすさには気を使っておりますがそれほど特別な間取りにはなっていないかと思います。せっかくの注文住宅ですので、施主のオリジナリティをゴリゴリに反映させることも可能ですが、せしたはしませんでした。
そうしなかったのは、将来売ることを考えたときに、購入を検討される方が戸惑うような間取りにしたくなかったからです。と言っても、近い将来に売る予定があるわけではありません。なんなら終の住処にする気満々です。ただ、未来のことは誰にも分からないので、もし売る必要性に迫られたときに、間取りが足手まといになるようなリスクに備えたかったのです。(土地を駅近にこだわったのも、利便性だけでなく資産価値にも重きを置いたからです。)
また、手持ちの家具や家電に合わせて間取りをオーダーメイドすることもできますが、家電や家具は何年かのスパンで買い替えることが考えられるので、ジャストフィットでは無くある程度汎用的な間取りにしたかったというのも理由の一つです。
・・・なんて、酒を呑んだくれた親戚のおじさんのような面白みのない持論をつらつらと述べてきましたが、本日紹介する3階の間取りは、今までの考えを全く無視した特別仕様となっております。それがこちらです。
「え、どこが特別仕様なの?」と言う声がプレイステーションのデュアルショックばりにインターネット回線を通じて伝わってきそうです。3階の洋室2つの間取りについても、細部にこだわりはあるのですが、それはまた後日紹介するとして、本日の話題の中心は洋室ではなく階段を上がったホール部分です。
これが営業さんにかいていただいた最初の3階の間取りになります。収納がとても広くて使い易い仕様になっていました。このプロトタイプと比べて、最終的な間取りでは収納が狭くなっています。なぜわざわざ収納を狭くしたかと言うと、、、
https://www.bonbi.co.jp/company/index.html
このケージを設置したかったからです!こちらのケージは現在も使っているケージです。長い間使っているので、この機会に処分や買い換えも考えましたが、引っ越しにより環境が新しく変わってしまうので、きなこさん・あんこさんが慣れ親しんでいる物を持って行くことにしました。
プロトタイプの間取りでは、腰壁付近にキャットケージを設置する予定でした。この位置でも十分納まりがいいかな、と思っていたのですが、最終的に収納を狭くして、その隙間に設置することにしました。なぜわざわざ収納を狭くしてまでその場所にこだわったかと言うと・・・
ケージの一番上にあるニャンモックの高さに合わせて、FIX窓をつけたんです!ニャンモックでリラックスしながら、外の景色を眺めるきなこさんとあんこさん・・・想像するだけであまりの可愛さによだれがあふれてきます。3階のこの位置にFIX窓をつけると窓ふきの難易度がラスボス級になってしまうので躊躇していたのですが、設計さんが用意してくださった『窓から外を眺める猫の後ろ姿』に心を撃ち抜かれ、「これでお願いします!!」と即答してしまいました。(設計さんも罪な男やで……!!)
さらに、収納の幅を狭めただけでなく、吊収納にして下部のスペースを空けています。収納力を落としてまでして、なぜ下部のスペースを空けたかというと・・・
https://www.kao.co.jp/nyantomo/
「ニャンとも清潔トイレ:ドーム型」を設置するためです!吊収納の下にこのトイレを設置し、吊収納に御猫様グッズをしまう予定です。さらにさらに、この場所には隠しギミックを仕込んであります。
24時間換気の排気機をこの位置に設置しました。これにより、トイレ後のかぐわしい香りともすぐにサヨナラできるはずです。また、排気機だけでなくコンセントも仕込みました。このコンセントには重要なお仕事があります。
https://www.ccp-jp.com/life/cleaner/dustpan.html
「ニャンとも清潔トイレ:ドーム型」のすぐ横に、こちらの「電気ちりとり」を設置する為です。きれい好きな御猫様たちは、猫砂(砂というよりはチップ状です)を『かいかい』してトイレ後にかけます。その『かいかい』やトイレの出入りのときに飛び出してしまう猫砂(チップ状)を、掃除するのにこちらの電気ちりとりが力を発揮してくれるのです。サッと気軽に掃除するのにクイックルワイパーはとても便利ですが、チップ状の固形のゴミとは相性が悪いです。しかしこの電気チリトリとの合わせ技により、固形のゴミもたちまち吸い込んでくれるのです。
こちらのホールの特別仕様はまだ終わりではありません。当初ケージを設置予定だった腰壁付近のスペースがあいたので、そこにコンセントを増設しました。何の為にコンセントを増やしたかというと・・・
タイマー式自動給餌器「カリカリマシーンSP」を設置するためです!せした夫妻は共働きですので、日中ご飯を用意することができません。自分で食べる量をコントロールしてくれるような賢いにゃんこさんであれば、フードを多めに入れておけば良いのですが、きなこさんとあんこさんはあればあるだけ食べてしまうので、多めに入れておくことはできません。(食欲にとっても素直なにゃんこさんなのです。)
そんなときに強い味方となってくれるのが、こちらの「カリカリマシーンSP」です。時間や量を設定することができ、決まった時間に決まった量のご飯を出してくれます。また、こちらの機種はスマートフォンから操作することができ、タイマーだけでなく遠隔操作でご飯を出したりすることもできます。カメラで御猫様の様子を見たり、マイクを通じて話しかけたりすることもできます。これで留守のときも安心です。(きなこさんとあんこさんはマイクで呼びかけると、すぐに飛んできます。飼い主思いの可愛いにゃんこさんなのです。)(『ご飯か!』と勘違いして寄ってきているだけという説もあります。)
このように、3階ホールは御猫様特別仕様にしました。本来であれば、室内干しをするのに便利なスペースだったり、セカンドリビング・ファミリースペースのような使い方だったり、部屋を広げたり書斎を設けたりすることもできますが、「御猫様の為の家づくり」というせした家一番の願いが込められたスペースにしました。きなこさんとあんこさんが気に入ってくれたらなぁと願ってやみません。
ご飯の時間が近づくと、「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」と言わんばかりのものすごいスピードで部屋中を走り回ります。油断している連邦軍(座ったり寝ころんだりしているせした・せした嫁)の上も平気で駆けていき、恐怖に陥れてくるのです。