ねこぜ・ねこじた・ねこごてん with 泉北ホーム

泉北ホームで猫と共に暮らす家を建てるブログ~高気密・高断熱・準防火地域・三階建て~

設計編:LDK・水回り~キッチンを封鎖せよ~

どうも、織田裕二を逮捕したい気持ちでいっぱいのせしたです。というのも、流行に疎いせしたは「踊る大捜査線」を全く見ておらず、奇しくも世を騒がせているその時にミリタリーコート(モッズコート)を購入してしまったのです。単純にデザインが気に入って購入したのですが、着用するや否や「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!!」「レインボーブリッジ、封鎖できません!」と全方位から強烈なイジリを受けてしまい、それ以降残念ながらミリタリーコートは日の目を浴びることはありませんでした。お天道様を恋しく思うと共に、織田裕二が恨めしくて仕方ありません。






さて、一階の紹介を一通り終えたので、次は二階の間取りを紹介していきたいと思います。せした家の二階はこのような間取りとなっております。




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2階はLDKと洗面・浴室などの水回りとなっております。細かい部分にはそれぞれこだわりがあるのですが、一旦置いておくとして本日は全体的な話をしたいと思います。




まず、二階にキッチンや洗面・浴室をまとめました。洗面・浴室を他の階に持って行った方がリビングを広くとれることは分かっておりましたが、それ以上に家事動線を優先しました。これにより、キッチンからすぐに洗面・浴室へアクセスできるので、家事がし易くなるはずです。




そうはいっても、元々の土地が26坪ほどしかないこともあり、洗面・浴室などの水回りにスペースを割いてしまうため、LDKの面積は狭くなってしまっております。解決策として、カウンターキッチンやアイランドキッチンにすることでLDK全体を広く見せるという方法も考えられますが、せしたはクローズなキッチンを採用しました。その理由は、せした家で最も重要視していた「御猫様たちとの暮らし」の為です。




猫との暮らし方は、各ご家庭によって千差万別かと思います。せしたの祖母宅の猫は、外への出入りが自由でした。(祖父母は農家だったので、家に隣接している畑をお猫様も満喫していました。)せしたの実家の猫は、基本的に外には出さないものの家の中全体を自由に闊歩し、たまにベランダや外の駐車スペースへ出て日向ぼっこをしていました。(こう振り返ってみると、猫と一緒に暮らしてきた家系なんだなとしみじみ思います。)




現在のせした家はというと、猫のスペースを一部屋に限定して一緒に暮らしています。そうなっているのは、せした家が共働きというのが大きな理由です。子猫の兄弟を迎え入れたので、せした夫妻が仕事でいない時に何かあったら・・・と思うと恐ろしすぎるので、お猫様が快適に過ごせるように猫部屋を整えました。成長と共に他の部屋にも慣らしていこうと考え、猫の危険がないように部屋を綺麗にして開放してみたのですが、「キッチンのシンクを舐めまくる」「食洗器の中に入る」「洗濯機の排水パイプを噛んで穴をあける」などの暴れん坊将軍ぶりを遺憾なく発揮されたので、あえなく元の部屋へと戻さざるを得なくなりました。



「元気盛りのきなことあんこが思う存分過ごせる家にしたい」という思いで進めてきた注文住宅ですが、せした夫妻が共働きなことに変わりはありません。せした夫妻が仕事で不在のときにも安全に過ごせる家にするというのが至上命題でありました。



そんな理由もあり、カウンターキッチンやアイランドキッチンなどのオープンなタイプではなく、クローズなタイプのキッチンを採用しているわけですが、家事動線も無視できない大切な存在です。そんなせした家の救世主となるのが、こちらになります。




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https://nekokobo.jp/tobira/




猫専用脱走防止扉「にゃんがーど」です。お猫様たちはとても賢く、普通の片引き戸や片開き戸だと器用に開けてしまいます。そんな猫の特性に合わせて作られているのがこちらの扉になります。このような扉を、最初は造作してもらおうかと思っていたのですが、泉北ホームで造作をお願いするとかなり費用がかかってしまうとの事でした。なので、先ほど紹介した「にゃんがーど」などの商品か、もしくは「ディアウォール」で扉を自作しようかと考えています。




www.wakaisangyo.co.jp






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せした家では、「にゃんがーど」などの扉をこの位置に設置する予定です。この位置に設置することで、キッチン・洗面・浴室への侵入を防ぐことができ、かつ、家事動線を妨げることはありません。また、「にゃんがーど」のような格子戸であれば空気は出入り可能なので、リビングエアコンによる温度管理や24時間換気による換気計画を妨げることなく、キッチンや洗面・浴室も快適な空間を保てるのではないかと考えました。




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また、2階だけでなく、1階のこの位置にも「にゃんがーど」などの扉を設置する予定です。この位置に扉を設けることで、シューズクロークや主寝室・ウォークインクローゼットへの侵入を防ぐことができます。玄関扉を開けたときに外に脱走される恐れもありません。




「1階のこんな場所にわざわざ扉を設けなくても、2階から下りる階段前の扉で止めたらいいんじゃ?」と勘のいい人は思われたかもしれませんが、「だって、家に帰ってきたときに、にゃんこたちがお出迎えしてくれたら最高やん?!」という理由により、一階にも設置することにしました。(本当にお出迎えに来てくれるのかどうかは分かりませんが、きなこさんとあんこさんなら……!!と希望を抱いていおります。)




あくまで机上の空論ですので、実際どこまで上手くいくか分かりませんが、せした家最大の願いである「猫の為の家づくり」が叶うよう、最大限の努力を惜しまないせしたなのでした。






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現在住んでいる賃貸の猫部屋も、きなこさんとあんこさんに突破されないように、ビジュアル完全無視で様々な工夫を施してあります。人類と猫による壮大な知恵比べ。レインボーブリッジではありませんが、封鎖するのも一苦労です。