ねこぜ・ねこじた・ねこごてん with 泉北ホーム

泉北ホームで猫と共に暮らす家を建てるブログ~高気密・高断熱・準防火地域・三階建て~

オレはこいつと旅に出る~泉北ホーム②~

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※次回予告にて、「きなこvsピカチュウvsあんこ」とお伝えしておりましたが、放送内容を一部変更し、「きなこ&あんこvsルンバ」をお送りします。



どうも、ポケモン世代ど真ん中のせしたです。ポケモンショックもリアルタイムで視聴しておりました。(せしたは特に不調をきたすことはありませんでした。)あの騒動以来、電脳戦士ポリゴンはアニメ本編を出禁になってしまいましたが、せした家では電脳戦士ルンバが、きなことあんこの妨害にめげずに毎日活躍しております。



さて、先日から泉北ホームを家づくりのパートナーに選んだ理由を記事にしておりますが、本日はその続きとなります。前回の記事では客観的に見た泉北ホームの良さについて述べてきましたが、今回の記事はせしたの主観による比較となります。あくまで「せしたの場合」としてご覧ください。



④一種換気(熱交換)の是非について


換気の世界は奥が深く、なかなかベストの結論がでませんでした。あくまで調べた情報をもとにしての判断となるので、実際のところは分からないのですが、住み心地としては、ダクト式一種換気(熱交換あり)が一番のように思います。給気口から外の暑い(寒い)不快な空気が入ってくるということはありませんし、顕熱(温度)交換型ではなく全熱(温度・湿度)交換型を選べば湿度管理もしやすいのかなと思います。


しかし、ダクトが汚れてしまったときのメンテナンスの難しさと、コストがネックとなってしまいます。一見、冷やした(温めた)空気を無駄にしない一種換気(熱交換あり)の方がコストパフォーマンスが良さそうにも思いますが、大阪など温暖な地域では、一種換気(熱交換あり)を導入するイニシャルコスト&日々のランニングコストよりも、換気による熱交換はせず、エアコンで温度管理をする方がコストパフォーマンスとしては良いそうです。


ちなみに、ダクトの汚れ問題を少しでも軽減しようと思ったら、ダクトの径を太くすると良いそうです。(直径100mm以上あると安心?)また、ダクトの曲がり角もできる限り少なくすると、汚れがたまりにくくなり、さらに熱交換の効率も上がるそうです。しかし、2×4工法では、ダクトスペースの確保が在来工法よりも難しいのかな?という印象です。


また、全熱(温度・湿度)交換型の場合は、トイレの臭気も回収してしまうので、換気計画にトイレを含めるのか、トイレは局所換気で対応するのか、という所も考えておかなくてはいけません。(臭気はあまり気にならないという話をよく耳にしますが、精神的に気になるかどうか、という所が大きいかもしれませんね)(局所換気にした場合、熱交換効率は落ちます)


ダクトレス一種換気(熱交換あり)では、ダクトの汚れ問題は解決できますが、ダクトがないため(当たり前ですが笑)各居室の換気が計算通りできているのかは定かではなく、熱交換効率がどの程度発揮されているのかは疑問が残ってしまいます。また、換気の音の大きさが他よりも気になるケースがあるそうです。


そんなことをグルグルと考えていると、泉北ホームの三種換気(+サーモの場合熱交換なしのダクトレス一種換気)というのは、ある意味潔い選択なのかなと思いました。




⑤無垢床の是非について


無垢床の質感は、他とは比べのになりません。素足での肌触りも良く、夏はべたつかず、冬は冷えないと温湿環境も抜群です。


しかし、せした家ではねこを飼っています。爪とぎは決まった場所でするので大丈夫かと思いますが、それでも走ったりしたときに爪の跡が残ってしまいます。無垢床を勧められる方は「無垢床の傷は味になりますよ」とおっしゃいますが、それがどの程度まで「味」として受け止められるのか…


また、ねこの毛はとてもよく抜けます。抜けるだけでなく、自分で毛繕いをし、おなかに溜まってしまった毛を嘔吐して出します。(こまめにブラッシングをしているつもりではいるのですが、生え替わりの季節は追いつかないときがあります。ごめんよ…)この抜け毛が無垢床の板と板の隙間に入ったら…嘔吐した液体が、無垢床の板に染み込んだら…さらに表面だけにとどまらず、板と板の隙間に入り込んでしまったら…「味」なんて言葉では笑っていられなくなってしまいます。


ですので、無垢床への憧れは今も変わらずありますし、「ねこを飼っておられるのであれば、なおさら自然派のものを使われた方がいいですよ」という考えもあるのですが、せした家としては、ねこと無垢床の組み合わせはデメリットの方が大きいのかな、と感じました。




⑥オーダーメイドな家づくりの是非について


せしたが訪れたパッシブハウス・新住協の工務店には、所謂パッケージと呼ばれるものがありませんでした。一人ひとり、施主の希望に合わせたオーダーメイドな家づくり。その響きに惚れ惚れしてしまいます。しかし、それがせした家にはとても厄介な方向に働いてしまいました。


それは、土地が全く出てこず、「土地の予算をどこまで上げるか」という判断を迫られていたからです。予算には限りがあるため、土地の予算を上げるということは、必然的に家の予算が下がることになります。オーダーメイドな家づくりが出来るので、自由度は高いのですが、その分「どれくらいの予算でどれくらいの家になるのか」「予算が下がるにつれ、家の性能・住宅設備はどのような下がり幅を見せるのか」がはっきりとしませんでした。


「他のハウスメーカーと比べて、同じか、それ以上のものがうちでも可能ですよ」「大手ハウスメーカーよりも安くできますよ」という心強い言葉はいただせたのですが、具体的な家の仕様・費用について聞いても「土地によって家づくりは全然変わってくるので、土地が決まらないことにははっきりと分かりませんね~」と濁されてしまい、見通しが立ちませんでした。


その点、泉北ホームを始めとするハウスメーカーでは、基本的となるパッケージがあり、そこから足したり引いたりしながら、家づくりの大まかなイメージをつかむことができます。


一人ひとりの施主に合わせた、オーダーメイドな家づくりという考えは素晴らしいのですが、土地と家との金銭的な兼ね合いという意味では、難しいところがありました。



前々回の記事で書いた土地探しを通してのズレや、前回・今回の記事で書いた理由により、せしたは泉北ホームを家づくりのパートナーに選び、土地探しの旅に出るのでした。