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泉北ホームで猫と共に暮らす家を建てるブログ~高気密・高断熱・準防火地域・三階建て~

住宅ローンの契約④~ローンにまつわるエトセトラ~

どうも、「エトセトラ」の語感が好きすぎるせしたです。「エトセトラ」のエトセトラ感、すごすぎません?こんなにも意味不明な音の羅列が醸し出すエトセトラ感。もうたまりません。ついでに言うと、「ビビデバビデブー」も大好物です。



さて、せしたのローンの契約のプランを前回の記事にまとめましたが、その他諸々、ローンについて思ったことを書き連ねたいと思います。





・ローンの頭金


みなさん悩まれるところだと思います。余裕があれば、頭金を出した方がもちろん後々の返済が楽になるので、出せる範囲で出したらいいと思いますが、もし無理をして出すくらいなら、頭金なしで全額ローンでいいんじゃないかなって個人的には考えています。家を建てるにあたって、住宅ローンが適応されなくて現金で払わなくてはいけないお金も思いの外たくさんありますので、その分はしっかりと確保しておかないといけません。


また、住宅ローンの金利はとても低いです。「住宅ローンの頭金で無理をしてしまい、貯金がなくなり、車の買い替えでローンを組んだ」なんてことが起きたら、本末転倒です。その車のローンは住宅ローンの比ではないくらい金利は高くなってしまいます。


さらに、住宅借入金等特別控除(通称:住宅ローン減税)により、所得税・住民税から「住宅ローンの年末残高×1%(最大40万円)控除されます。10年間控除をうけられるので、最大400万円の控除があるんです。(長期優良住宅であれば最大500万円です。)(消費税の10%への増税にともない、13年間控除されるケースもあります。)



ですので、頭金を無理して払うより、全額住宅ローンにしておいて、住宅ローン減税のある間にしっかり貯金をして、住宅ローン減税が終わる頃に繰り上げ返済をする方が良いのではないかと考えました。(そんなことを考えていましたが、借入可能金額の上限にひっかかってしまったので、結果的に住宅ローンからはみ出た分を頭金として貯金から出しています。人生はなかなか思った通りにはいかないものです。)





・ローン代行をお願いするか否か


泉北ホームでは、住宅ローンの手続きを75000円で代行してくれます。「めんどくさい手続きを代わりにやってほしい!」と思っていたので、お金はかかりますがお願いするつもりでいていました。ですが、想定以上に貯金から出さなくてはならなくなったため、少しでもお金を節約しようという思考になり、ローンの手続きは自分でしました。


銀行の住宅ローン担当の方が案内してくれるので、書類関係はそれほど難しくありませんでした。手続きのため、平日に二回、土日に一回銀行へと行きました。(銀行によって差があると思います)平日に二回仕事を休まないといけなかったので、仕事の段取りは大変でしたが、ローンの手続き自体は問題なく行えたので、結果的に代行を頼まなくても良かったかな、という感想です。(平日に行くのが難しい方は代行を頼むのは十分ありだと思います。)





・ローン特約について


ローン特約とは、建物や土地の購入・新築時に結ぶ「売買契約」や「工事請負契約」で、売主と買主の合意によって定める条項のひとつです。 ローン特約の内容は、買主が住宅ローン等を利用する場合、借入額の全部または一部について金融機関の承認が得られないときは、売買契約を白紙に戻せる(無条件で契約解除できる)というものです。なので、本来は買い主を守る特約なのです。


ですが、せした家の場合は、住宅ローンの銀行選びがスムーズに行かなかったので、このローン特約の期日に苦しめられてしまいました。





・事前審査


土地や家の契約をするときに、支払い能力があることを証明するため、銀行へ事前審査を出します。この事前審査を受けた銀行と、実際にお願いする銀行は違っても問題ないため、せしたはあまり深く考えずに事前審査を出してしまいました。


ですが、もし最初から本命の銀行に事前審査をお願いしていたら、後から借入可能金額の上限で困惑することはなかったなと反省しています。また、事前審査から銀行を変更する場合、再度その銀行でも事前審査を受ける必要がありました。そうなると、先ほど書いたローン特約の期日までのスケジュールがかなりタイトになってしまい、審査が間に合うかどうかかなり冷や冷やしました。


ですので、本命の銀行で住宅ローンの事前審査を受けられることをお勧めします。





・住宅ローンの各銀行の特徴


銀行によって、住宅ローンの特徴は全然違います。せしたが選んだように低金利を売りにしている銀行もあれば、病気などの特約(つまり保険です)が手厚いところもあります。金利は少し高いけれど、借入可能金額の上限が大きいところもありました。


また、手数料関係も見ておく必要があります。ローン契約時に手数料がかなりかかるところもあれば、繰り上げ返済をする際に手数料がかかってしまう銀行もあります。手数料は積もり重なっていけば大きな金額になりますので、表面上の金額に踊らされることなく、手数料関係にも気をつけてください。





・賃貸か持ち家か


現在、住宅ローンの金利はとても低いので、「賃貸のお金はもったいないですよ!家賃と同じくらいの金額で住宅ローンを払えますよ!」という不動産屋さんもいます。


しかし、気をつけなければならないのが、固定資産税や修繕費です。固定資産税は毎年かかりますし、10年、20年も住めばメンテナンスが必要になります。どちらも大きな金額になるので、固定資産税や修繕費は計画に積み立てておいた方が懸命です。そう考えると、家賃と住宅ローンの毎月の支払い金額が例え同じだったとしても、実際には持ち家の方がお金がかかることになります。


また、せしたの勤務先は、賃貸の場合は家賃補助があるのですが、持ち家の場合は補助がないので、賃貸から引っ越すと毎月の給料が目減りしてしまいます。補助の存在は大きいので、勤務先の状況に合わせて、賃貸に住み続けるのか、持ち家を買うのか、考えた方が良いと思います。






せした家の場合は、「猫と一緒に暮らしたい!」「猫が過ごしやすい家にしたい!」という思いで家づくりを進めています。住宅ローンの金額を見ると、怖じ気づいてしまいそうになりますが、御猫様のためにも自分を奮い立たせ、せっせと働きます!!



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(当の御猫様は永遠の夏休みを満喫中。勝手気ままな振る舞いにいつも振り回されておりますが、可愛いから許す!)